【オートモーティブワールド12】島根県の企業が共同制作したコンバートEV出展
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このコンバートEVは、スズキ『エブリイ』がベースで、エンジンとトランスミッションがあった前席下のスペースにモーターとリチウムイオン電池を搭載している。最大出力72馬力、走行距離は100kmという。
コンバートEVの制作に参加したアクティブの井上賢二代表取締役は「エンジンのあった場所に一番重たいバッテリーを置き、トランスミッションをやめてその部分にモーターを置いてドライブシャフトに直付けしたことで軽量化を図った」と話す。車体重量は約900kgで、三菱自動車の軽商用EV『ミニキャブMiEV』より「200kg軽い」としている。
島根県次世代自動車等技術研究会は2010年に発足、島根県内の機械加工、ソフトウエアメーカーなどの45企業と島根大学が会員となっている。今年度の活動としてコンバートEVを共同制作し、今回初出展となるオートモーティブワールド12に出展した。
《小松哲也》