【オートモーティブワールド12】AZAPAが3輪スポーツEVを展示
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ただしAZAPAはフィアロの開発には直接タッチしていない。展示の理由について、ビジネス統括事業本部オートモーティブ事業部の小長谷巧氏に聞いた。
「当社はEV用プラットフォームやレンジエクステンダーの制御などを中心に研究を進めてきました。その成果が認められ、このほど『おきなわ新産業創出事業』に採択されました。EV/PHVタウン構想を掲げている沖縄県を拠点としてシティコミューターの開発を進めており、デザインをフィアロコーポレーションさんにお願いしているのです」
沖縄の事業では、インホイールモーターを使用する予定であるが、AZAPAはインホイールモーターの制御も得意としているという。このほかコンパージョンEVの開発も進めており、こちらは同じ沖縄県内でタクシーなどに使用する計画があるとのことだ。
《森口将之》