【オートモーティブワールド12】群馬生まれのマイクロEVトラック
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開発に関わったシンクトゥギャザー代表取締役の宗村正弘氏は次のように述べた。「当協会ではこれまで、群馬大学次世代EV研究会で開発した汎用足回りEVユニット『ミニライトEVシステム』を用い、『TT1』と『μ-TT2』の2台のマイクロEVを生み出してきました。今回の展示車はこれに続くもので、従来どおり原付1種ミニカー規格に適合しつつ、30kgの積載能力を備えています」。
8輪駆動の低速電動バス『エミュー』も同時に展示した宗村氏は、今後の活動について、次のように語った。
「本格的に量産するとなるとやはりコストが重要になります。今後は100万円以下で販売できる車両を目指して、車体構造などを見直すつもりです。同時に出展した電動バスでの経験を生かせるかもしれないと考えています。来年のこのイベントまでには披露できるよう、開発を進めていきたいと思います」
《森口将之》