ロバート・ボッシュの精神を漫画で読む
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340ページに及ぶ「ロバート・ボッシュ伝記」は、10篇のエピソードが合本されたもの。日本の従業員には、社内の一体感をより醸成するために2009年5月から配布されてきたが、創業以来125年ボッシュ・グループを導いてきたロバート・ボッシュの精神を外部のステークホルダーにも伝達するため、合本版「ロバート・ボッシュ伝記」漫画を作成した。
漫画の内容については日本・ドイツのプロジェクトチームの従業員が綿密に打ち合わせを重ね、事実と史実に基づいたものに仕上げた。漫画はすでに世界中から5つの賞を受賞している。
今後、顧客、サプライヤー、同社事業所近隣の地方自治体、図書館や学校などに寄贈する予定。
また、すでに複数の国のボッシュ・グループから各国言語版の制作依頼がきており、ボッシュ・グループ内で進行を検討中。
ボッシュの織田秀明社長は「日本のボッシュ・グループはそれぞれ違う企業文化や背景をもった複数の会社が度重なる合併を経て構成されているため、創業者やその精神を伝達する手段が必要だった。わかりやすくて、日本独特のコミュニケーションツールである漫画を選んだ。伝記漫画のおかげで従業員は現在、ボッシュの精神をより身近に感じることができている」と述べている。
《レスポンス編集部》
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