ホンダオブザユーケーは26日、『シビック』のエンジンルームワイヤーハーネスに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2009年9月14日~10年10月12日に製作された1958台。
エンジンサイドマウント取り付け作業時に、締め付けボルトでエンジンルームワイヤーハーネスの被覆を損傷させたものがあるため、配線が短絡して右側前照灯、前部霧灯、車幅灯、制動灯の不灯と警音器が不鳴となるおそれがある。
全車両、電気配線を点検し、芯線に損傷があるものは電気配線一式を新品と交換し、配線の被覆または保護カバーに損傷があるものは補修し正規の位置に配索する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。
なお、今回のリコールは2011年10月に届け出たリコールで対象範囲の選定漏れがあったため、対象車両を追加するもの。