トヨタ、小排気量ターボエンジン開発か

エコカー 燃費
Gazoo Racingが開発したトヨタヴィッツ・ターボコンセプト
Gazoo Racingが開発したトヨタヴィッツ・ターボコンセプト 全 2 枚 拡大写真

現在、世界の自動車メーカーでは、エンジン排気量のダウンサイジング(縮小)の流れが強まっている。トヨタ自動車もこのトレンドに従い、新たな小排気量ターボエンジンの開発に乗り出したとの情報をキャッチした。

これは19日、米国の『Detroit Bureau』が報じたもの。同メディアが「トヨタとGazoo Racingが、4気筒の直噴ガソリンターボエンジンを共同開発中」と伝えたのだ。

この報道を裏付けるかのように、Gazoo Racingは13〜15日、千葉県幕張メッセで開催された東京オートサロン2012 with NAPAC(東京オートサロン12)に、トヨタ『ヴィッツ・ターボコンセプト』を出品。1496ccの「1NZ-FE」型直列4気筒ガソリンエンジンをターボチャージャーで過給し、最大出力180ps、最大トルク22.4kgmを発生。同メディアによれば、このヴィッツ・ターボコンセプトが、トヨタとGazoo Racingのエンジン共同開発プロジェクトの布石だという。

このエンジン共同開発プロジェクト、燃費性能の向上が目的。同メディアによれば、ハイブリッドよりもコスト的に有利な直噴ターボ化により、トヨタは『カローラ』、『カムリ』、『クラウン』など、主力車種の燃費性能を引き上げていく方針とのことだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
  5. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る