イエローハットは、大西との間で、大西が保有するドライバースタンドの全株式を取得しイエローハットの子会社化することで合意した。
ドライバースタンドは、首都圏、近畿圏、中部圏を中心にカー用品販売店を多店舗展開してきた。卸売、四輪・二輪用品一般販売、中古部品買取販売と事業を拡大し、二輪用品販売では業界トップとなっている。
しかし、最近のカー用品販売市場の縮小と業界内の販売競争激化が進む中で、売上高は2010年2月期の187億円をピークに縮小傾向にある。
こうした状況の中、イエローハットと大西は、ドライバースタンドをイエローハットに売却、相互の経営資源を共有化することで、事業拡大と収益性の向上を図ることが両社の企業価値向上につながるとの考えで、一致した。
イエローハットはドライバースタンドの全株式を取得する。取得価格は非公表。イエローハットはモンテカルロなど、カー用品販売店を相次いで買収して店舗展開を加速している。