【BMW 3シリーズ 新型発表】パワーとトルクをアップしながら燃費性能向上

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BMW新型3シリーズ
BMW新型3シリーズ 全 2 枚 拡大写真

BMWは、プレミアム・コンパクト・スポーツ・セダン、BMW『3シリーズ・セダン』を約7年ぶりにフルモデルチェンジして販売を開始すると発表した。納車は2012年2月中旬からの予定。

「328i」を1月30日から、今春に「320i」、秋にはフルハイブリッドモデルとなる「アクティブハイブリッド3」をそれぞれ発売する。

新型3シリーズのフロントデザインは、ヘッドライトを低い位置に配置し、BMW伝統のキドニーグリルをワイドにしたことで、低く構えている印象にした。ヘッドライトがキドニーグリルに入り込むようにデザインし、キドニーグリルに立体感を出した。リヤデザインは、リヤ・コンビネーションライトを、BMWの典型的なL字型とし、バンパー上部を走るラインを両端で上昇させることで、アクセントを与えた。

日本仕様は、機械式立体駐車場を考慮し、ドアハンドルのデザインを日本専用設計にして全幅を先代モデルと同様の1800mmとした。

インテリアでは、コックピットをドライバーの方向に7度傾斜させた。標準で装備されるiDriveの高解像度8.8インチ・ワイド・コントロール・ディスプレイは、運転席からも助手席からも見やすい位置に配置し、ナビゲーションやマルチメディア、車両の状態などに関するメニュー項目を読み取りやすくした。さらにホイールベースを50mm拡張することで後部座席のニールームを15mm拡大、ゆとりのある空間を確保した。

328iは2.0リットル直列4気筒BMWツインパワー・ターボエンジンを搭載、最高出力245ps/5000rpm、最大トルク35.6kgm/1250〜4800rpmを発生する。

この高性能エンジンに高効率な8速オートマチック・トランスミッション、無駄な燃料消費を抑制するエンジン・オートスタート/ストップ機能、ブレーキエネルギー回生システム、電動パワーステアリングなどの技術を数多く採用することで最高出力を先代よりも13%、最大トルクを30%も向上させながら燃費を24%も向上させ、燃料消費率は15.6km/リットルを実現した。エコカー減税の対象モデルで、エコカー補助金制度にも対象となる予定。

さらに、BMW『1シリーズ』から導入された「デザイン・ライン」が新型3シリーズにも導入される。よりスポーティさを強調した「スポーツ」、ニューBMW3シリーズで新たに設定されるより現代的なデザイン性を強調した「モダン」、伝統的でエレガントなイメージを強調した「ラグジュアリー」の3つのコンセプトを設定する。

328iの価格は570万円から。

《レスポンス編集部》

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