踏切から軌道内に誤進入のクルマ、列車と衝突

自動車 社会 社会

27日午前7時ごろ、山形県南陽市内にある山形鉄道フラワー長井線の踏切から乗用車が軌道内に誤進入、立ち往生していたところ、通過しようとしていた普通列車が衝突する事故が起きた。運転者は車外に脱出していてケガはなく、列車の乗客乗員も無事だった。

山形県警・南陽署によると、現場は南陽市竹原付近にある踏切で、警報機や遮断機が設置されている。乗用車は踏切の先にある交差点と誤認し、フラワー長井線の軌道内に進入。約10m進んだところで立ち往生した。

クルマを運転していた70歳の男性は近隣の住人に助けを求め、クルマを軌道外に押し出そうとしたが、上り普通列車(荒砥発/赤湯行き、2両編成)が接近。そのままクルマに衝突した。

衝突によってクルマは中破したが、運転していた男性らは軌道外に脱出していたタメケガはなく、列車の乗客乗員107人も無事だった。

踏切の周囲には雪が高く積もっていたが、踏切の標識などは見える状態だった。警察では男性から過失往来危険容疑で事情を聞き、誤進入の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  4. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る