タクシー強奪、140km先まで逃亡の外国人を逮捕

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1月29日午前5時30分ごろ、京都府京都市下京区内の市道で、信号待ちをしていたタクシーが外国人の男に強奪される事件が起きた。タクシーは後に兵庫県上郡町で発見。男は30日夜に同町内において公務執行妨害や傷害の現行犯で逮捕されている。

京都府警・七条署によると、京都市下京区烏丸通七条上る桜木町付近の市道で、信号待ちをしていたタクシーに対して外国人の男が接近。運転席側のドアを開け、61歳の男性運転手にスタンガンを突きつけながら現金を出すように要求。抵抗した運転手と、騒ぎに気づいた警備員との間でもみ合いに発展した。

男はその場から逃走したが、約5分後にJR京都駅前で信号待ちをしていたタクシーを襲撃。助手席側のドアを開け、49歳の男性運転手を同様に脅迫。運転手が驚いて車外に逃げ出したところ、車両を奪って逃走した。

警察では強盗事件として捜査を開始。現場近くのホテルに滞在し、トラブルを起こしていたアメリカ国籍を持つ28歳の男が容疑に関与した可能性が高いとみて行方を追っていた。タクシーは約6時間後、140kmほど離れた兵庫県上郡町内で発見されている。

兵庫県警・相生署が現場周辺を捜索していたところ、30日夜になってから「上郡町梨ケ原付近の国道2号を横断している不審な外国人がいる」との通報が寄せられた。これを受けて現場に駆けつけた同署員が職務質問しようとしたところ、男はのこぎりのようなものを振り回して暴れ出し、58歳の警部補が鼻を切られる軽傷を負った。男は取り押さえられ、公務執行妨害や傷害の現行犯で逮捕されている。

警察ではタクシー強奪事件についても調べを進める方針だが、男は黙秘しているという。

《石田真一》

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