日産の中国販売16.2%減、2桁増に終止符…1月実績
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大幅減となった要因は、中国の大型休暇、春節によるもの。2011年は2月だった春節が、2012年は1月に早まり、販売店の営業日が前年比で約3割少なくなった影響が大きい。
それでも、2011年1月に投入した新型『サニー』(現地名:『陽光』)が1万4800台を売り上げる人気ぶり。同車は東風汽車との中国合弁、東風日産が発売しているモデルで、北米向けの『ヴァーサセダン』の兄弟車に当たる。
日産の2011年中国新車販売実績は、前年比21.9%増の124万7700台。同社は2015年末までに、中国における新車販売台数を、現在の約2倍の230万台へ引き上げる計画だ。
《森脇稔》