[アプリ]慶應大、屋内混雑度共有アプリ「aitetter」をAndroid向けに提供開始

自動車 テクノロジー ネット
「aitetter」トップ画面
「aitetter」トップ画面 全 3 枚 拡大写真

 慶應義塾大学大学院(システムデザイン・マネジメント研究科、SDM)は8日、ショッピングエリアなど屋内混雑度の共有を目的としたアプリ「aitetter」を開発したことを発表した。同日より、Androidアプリケーションとして無料公開する。

 「aitetter」は、SDMと国際航業とが共同研究によって開発した、商業施設における位置情報サービスの構築を支援するプラットフォーム(LBSプラットフォーム)を利用したアプリ。主に屋内の休憩所、ベビールーム、トイレといった共用施設や店舗に関する混雑状況を、利用者がそれぞれの位置に応じて閲覧、入力できる。

 従来困難であった屋内測位や位置に対応したコンテンツ提供の機能を、LBSプラットフォームが担う設計になっており、aitetterは、LBSプラットフォームの機能を検証するツールの役割もはたしている。アプリの対応地域(屋内測位およびコンテンツ)については、現在LBSプラットフォームを提供している二子玉川ライズ・ショッピングセンター、二子玉川東急フードショーなどの二子玉川駅周辺地域を主な対象エリアとしているが、その範囲や対象とする施設や店舗の数を増加させる予定だという。

 アプリケーションを起動すると、測位機能を使って現在の位置を測位するか、エリア選択機能で特定の位置を指定するかの選択を行うことができる。そして、得られた位置に対応し、その位置の周辺の共用施設の混雑状況を表示する。利用者はそれぞれの混雑状況を自ら入力することも可能。混雑情報は、施設ごとに時系列に記録され、最新の入力結果が表示される。なお、測位機能については、現時点では、QRコードの読み込みによってその位置を測位する仕組みを適用しているが、今年度中にWiFiやIMESなどのさまざまな測位技術を用いた測位を適用する予定。

慶應大、屋内混雑度共有アプリ「aitetter」をAndroid向けに提供開始

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る