東電、鹿島発電所をコンバインドサイクルに変更へ

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構内配置図
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東京電力は、茨城県の鹿島火力発電所敷地内に設置を進めているガスタービン発電設備をコンバインドサイクル方式に変更すると発表した。

東日本大震災以降、電力の需給がひっ迫する中で、供給力を確保する一環として鹿島火力発電所敷地内に緊急的な設置を決定した3台による合計80万4000kWhのガスタービンを当初予定どおり今年7月までに全台運転開始し、その後、3台のガスタービン全てを2014年7月までにコンバインドサイクル方式に変更し、恒常的な電源として活用していく。

福島第一原発事故の影響で、原発の再稼働が困難となっており、電力需給のひっ迫は当面続く見通しなため、原発以外の恒常的な電力を確保する。

コンバインドサイクル方式への変更で合計出力は124万8000kW、熱効率約57%を達成することになり、これまでの計画と比べ約44万kWの出力増に加え、環境負荷の低減も図る。

同社では引き続き供給力の確保に取り組むとともに、発電設備の計画外停止や需要増加に伴う電力需給バランスの変化に対し、昨夏に設置した緊急設置電源の稼働などにより安定供給を確保するとしている。

《レスポンス編集部》

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