ジャガー・ランドローバー・ジャパンは10日、ジャガー『XF 3.0』など計3車種のトランスミッションギヤセレクターに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年1月22日~同年11月10日に輸入された576台。XFの3.0のほか「4.2」、「スーパーV8」の計3車種。
自動変速機のロータリースイッチ式トランスミッションギヤセレクターのセレクターロック回路の設計が不適切なため、使用中の熱で抵抗器のはんだ部に割れが発生し、トランスミッション警告が点灯してギヤセレクターが動かなくなるおそれがある。
全車両、トランスミッションギヤセレクターを対策品に交換する。
不具合発生件数は130件で、市場からの情報と国土交通省の指摘によりわかった。事故は起きていない。