ATグループ第3四半期決算…受注好調でも納車の遅れで減収減益

自動車 ビジネス 企業動向

愛知トヨタのATグループが発表した2011年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常利益が前年同期比14.1%減の81億2400万円で減益となった。

売上高は同6.0%減の2346億2400万円の減収。東日本大震災による自動車メーカーの減産の影響で新車の供給に遅れが出たため、グループ全体の新車販売台数は同14.0%減の5万7136台となった。

売上減の影響で営業利益は同13.8%減の72億9400万円となった。当期純利益は税制改正に伴う実効税率の引き下げで法人税が増加したこともあって同32.1%減の36億4600万円だった。

通期業績見通しを修正。エコカー補助金制度の復活などの効果で新車販売台数が想定を上回る8万7800台を予想。このため、売上高は同2.7%増の3445億円、営業利益が同2.3%増の126億円、経常利益が同0.8%増の135億円、最終利益が同7.2%減の67億円とした。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る