東燃ゼネラル通期決算…石油製品の高止まりで増収増益

自動車 ビジネス 企業動向

東燃ゼネラル石油が発表した2011年12月期(通期)の連結決算は、営業利益が前年同期比544.8%増の2161億9100万円で、大幅増益となった。在庫評価方法を前連結会計年度まで採用していた後入先出法から、総平均法に変更した影響が主な要因。

売上高は同11.6%増の2兆6771億1500万円と増収だった。販売数量が減少したものの、石油製品及び石油化学製品の価格が前期に比べて高水準で推移したことが売上げを後押しした。

経常利益は同264.2%増の2127億4600万円、当期純利益は同317.3%増の1876億7200万円だった。

今期の通期業績見通しは、売上高が同0.9%増の2兆7000億円。2011年度実績に含まれていた在庫評価方法の変更による在庫関連利益1891億円がなくなる影響で、営業利益は同83.3%減の360億円。経常利益は同83.0%減の370億円、当期純利益は同77.4%減の300億円となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る