ホンダのインド法人、ホンダシエルカーズインディア(HSCI)は15日、ウッタルプラデシュ州のグレーターノイダ工場の生産を正常化したと発表した。
同工場では、タイ洪水の影響で部品調達に支障をきたし、2011年11月から減産を強いられていた。しかし、日本や中国からの代替部品の供給体制を確立し、15日から通常の生産ペースを取り戻した。
同工場では新興国で人気のコンパクトカー、『ブリオ』を生産中。同車は15日から1日350台の生産を開始したが、20日以降は440台へ生産台数を増やし、多く抱えているバックオーダーの解消を目指す。
同社のJnaneswar Sen上級副社長は、「ブリオの受注残は3月末までに解消できそうだ」と述べている。