マセラティ号がヨットの速度記録を樹立

自動車 ビジネス 海外マーケット
マセラティ号
マセラティ号 全 2 枚 拡大写真

単胴船ヨットによる大西洋横断西行き速度記録樹立に挑み、2月2日スペイン・カディス港を出発したマセラティ号は、世界標準時の2月13日10時59分10秒、バハマのサン・サルバドルにゴールした。 平均速度は17.60ノット=32.60km/hだった。

世界的ヨットレーサー、ジョバンニ・ソルディーニをはじめとするクルーは、10日間23時間9分2秒で大西洋を走破し、記録を樹立した。世界標準時の2月2日11時50分8秒にカディスを出港したマセラティ号が実際に航海した距離は4632ノーチカルマイル=8578kmだった。

記録は世界帆走スピード記録評議会(WSSRC)によって監視、計測された。過去の公認記録は東行きのみで、単胴船がマリチャIV号の18.05ノット=33.43km/h(2003年)、多胴船がバンク・ポピュレール5号の32.94ノット=61.00km/h(2009年)となっている。マセラティ号は、西行き単胴船初のターゲットタイムを記録したことになる。

船の名前が示すように、イタリアの自動車メーカー、マセラティが、この記録挑戦をスポンサーした。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る