米耐久品質、レクサスが4年ぶりの首位…JDパワー

自動車 ビジネス 海外マーケット
レクサスLSの2009年モデル
レクサスLSの2009年モデル 全 1 枚 拡大写真

米国の民間調査会社、JDパワー&アソシエイツ社は15日、『2012年米国自動車耐久品質調査』の結果を公表した。ブランド別ランキングでは、レクサスが前回調査の2位から順位を上げ、4年ぶりの首位に輝いた。

この調査は新車購入から3年経過した時点で、ユーザーに愛車の耐久品質について質問。質問は、走行性能、エンジン、トランスミッションなど9項目に分かれており、顧客が実際に体験した車両のトラブルを指摘する。今回は2009年モデルを新車で購入したユーザーを対象に、2011年10〜12月に調査を行い、3万1000名以上から回答を得た。

調査結果は、100台当たりの不具合指摘件数を示すPPという単位を使用。このPPが少ないほど耐久品質が高いことになる。業界平均の132PPを上回った上位12ブランドのランキングは以下の通り。

1:レクサス(86PP)
2:ポルシェ(98PP)
3:キャデラック/トヨタ(104PP)※同率
4:サイオン(111PP)
5:メルセデスベンツ(112PP)
6:リンカーン(116PP)
7:フォード(124PP)
8:ビュイック/ヒュンダイ(125PP)※同率
9:アキュラ(129PP)
10:ホンダ(131PP)

今回の調査では、レクサスが4年ぶりに首位へ返り咲いた。レクサスはフラッグシップサルーンの『LS』が、100台当たりの不具合指摘件数が72PPと今回の調査で最も低く、耐久品質の高さを印象づける。

また、同じトヨタ自動車からは、トヨタブランドが3位、若者向けのサイオンブランドが4位と、上位にランク。とくにサイオンは、前回調査の22位から大幅に順位を上げた。

米国トヨタ販売のジム・レンツ社長兼COOは、「今回の結果は、大変喜ばしいこと」とコメントしている、

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る