大同工業の新中期経営計画…グローバル事業の強化、人材の現地化など

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大同工業は17日、2輪・4輪用製品の海外生産の拡大や海外拠点の研究開発機能の強化、販売製品群の拡大を図るなどの2012~0214年度を対象期間とする「第9次中期経営計画」を策定した。

新しい中計の経営スローガンは「新たなステージへの変革~Innovation to the next stage~」を掲げる。グローバル事業の強化、新規事業の創出、次世代を担う人材育成が柱となる。

具体的には、グローバル化を積極的に展開し、新興国など世界の成長を取り込むことや既存海外拠点の販売製品群の拡大を図る。また、2輪・4輪事業の海外生産の拡大や、国内産機事業の強化と海外事業への展開も図る。

新規事業では、新商品の開発(本社空洞化対策、事業領域の拡大)や自由な発想による新規分野の開拓、M&Aやアライアンス、産学連携による外部技術の取り込みも進める。既存技術伝承と独自技術による需要開拓も目指す。

さらに、人材育成では、グローバル人材の育成と強化や海外赴任・海外研修のしくみつくり、人材の現地化を推進していく。

計画の数値目標では、連結売上高を2011年度予想の390億円から計画最終年度の2014年度に500億円、連結営業利益を11億5000万円から40億円に成長させ、営業利益率8%の達成を目指す。

《レスポンス編集部》

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