ケーヒン、調達戦略室を新設…震災によるサプライチェーン寸断

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ケーヒンは、「ニーズの多様化への対応力強化」や「グローバルベストオペレーションの確立」を一層推進するとともに、コンプライアンス体制をより高めていくため、4月1日付けで組織改正を実施すると発表した。

今回の組織改正では、購買本部は、グローバル競争の激化や東日本大震災によるサプライチェーンの寸断を受けて、全世界でのコスト競争力強化やサプライチェーンマネジメント強化を実現するため、調達戦略室を新設する。

昨年12月1日に新設したグローバル購買室は、海外廉価サプライヤーの開拓を実行・推進する。グローバル調達拡大による品質、物流領域の課題対応のため調達QD保証部も新設する。

事業統括本部に四輪事業の拡大を目的に、拡販営業推進室を新設する。生産本部は、工場での品質保証体制を確立するため、品質保証本部がもつ品質技術領域を生産本部に移管する。開発本部は開発効率の向上を目的に、第八・第九開発部と技術企画部を新設する。

また、事業のグローバル化が進むなか、法務領域の強化を図るため、知財・技術法務と企業法務を統合し、本部から独立した知財・法務部を新設する。

《レスポンス編集部》

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