ダイハツ、マレーシアでATを現地生産へ

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ダイハツがマレーシアで生産・販売するマイヴィ
ダイハツがマレーシアで生産・販売するマイヴィ 全 2 枚 拡大写真

ダイハツ工業は、子会社の明石機械工業、プロドゥアとの合弁によるオートマチックトランスミッション(AT)の生産拠点を設立すると発表した。

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合弁会社は「アカシ・キカイ・インダストリィ(明石機械マレーシア)」で工場は3月に着工し、2013年11月から操業を開始する。

合弁会社の資本金は1億リンギット(約26億円)で、明石機械が51%、ダイハツが39%、プロドゥアが10%出資する。生産能力は年産15万台。

マレーシア市場はAT搭載車の比率が高いものの、ATそのものは他の自動車メーカーも含め、これまで現地生産されていなかった。

ダイハツ向けのCVTをはじめとする駆動系ユニットを生産する明石機械は、新会社によってAT製造の基盤技術をマレーシアで確立し、高品質と低コストを両立したATの生産を目指す。

ダイハツは、海外事業の重要拠点であるマレーシアで、国際競争の激化をにらんで現地調達比率の拡大を進め、コスト競争力の強化を図っていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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