原田工業、日本アンテナから自動車用アンテナ事業を買収

自動車 ビジネス 企業動向

原田工業は、日本アンテナから自動車用アンテナ事業と関連する子会社を買収することで最終合意したと発表した。

中国やインド、東南アジア諸国などの新興市場は、経済成長とともに引き続き自動車の需要増加が見込まれ、自動車用ラジオアンテナの需要も拡大していく見込み。また、日米欧の先進国市場ではテレマティクスやナビゲーションの普及とともに安全・安心・快適分野のアンテナの需要拡大が予想される。

原田工業は、自動車用アンテナ市場の需要拡大に対応していくには販売・開発・生産能力の強化が必須で、特に成長著しいアジアに拠点を置く自動車メーカーへの製品開発・技術サービス提供能力を強化するため中国での製品開発が事業戦略上欠かせないと認識。

こうした事業戦略を見据え、日本アンテナの自動車用アンテナ事業と米国、英国の海外販売拠点、研究開発設備を有する上海の生産拠点、フィリピンの生産拠点などを買収することで企業価値の向上につながると判断した。買収価格は27億1000万円。

日本アンテナの自動車用アンテナ事業の売上高は2011年3月期で60億0600万円。日本アンテナの海外子会社を含めた買収手続きは今年6月までに完了する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. オートリース業界のリーディングカンパニー「SMAS」が掲げる「移動革命」の今と未来…ジャパンモビリティショー2025PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る