シトロエンは24日、3月にスイスで開幕するジュネーブモーターショー12に、『DS4レーシング コンセプト』を出品すると発表した。
『DS4』は『DS3』に続く、シトロエンの高級レンジ、「DSシリーズ」の第2弾。クーペとSUVを融合したクロスオーバー車だ。DS4レーシング コンセプトは、その高性能バージョンを示唆した1台である。
ハイライトは、エンジン。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボユニットは、WRC(世界ラリー選手権)マシンの開発を行うシトロエンレーシングの手によってチューニングされ、最大出力256psを発生する。
トレッドは、フロント55mm、リア75mm拡大。235/40R19サイズのタイヤを収めるために、フェンダーにはエクステンションが追加される。車高は35mmローダウン。ブレーキは、ローター径380mmの大容量タイプとした。
専用デザインのフロントバンパーや、リアのディフューザーなどにより、エアロダイナミクス性能を向上。マットグレーの特別塗装が、見た目の迫力を増している。