ヤマハ発動機は、中・大型のスカラ型(水平多関節型)ロボットYKシリーズの据え置き型をベースに、新たに壁面取り付け仕様を開発、3月1日から発売する。
新製品の「YK500XGS/YK600XGS/YK700XGS/YK800XGS/YK900XGS/YK1000XGS」は、ヤマハスカラロボットの特長である高速・高精度・高剛性の特徴を受け継ぎながら、取り付け方法を壁面取り付けが可能としたほか、上向きの作業ができるインバース(逆向き)タイプを設定し、取り付けや作業方向の自由度を広げる。
精密組み立てが要求される電気・電子部品や小型精密機械部品の生産設備をはじめ、自動車産業に代表される大型部品の組み立て、移載、搬送など幅広い工程・用途に対応可能。また、短距離移動から長距離移動、軽量物から重量物まで高速動作を実現する。
初年度販売目標は6モデル合計で100台。