日野 ブルーリボン2、扉の開閉ができない 路線バス

自動車 ビジネス 国内マーケット
改善箇所説明図(1)
改善箇所説明図(1) 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は28日、路線バス、日野『ブルーリボン2』の乗降口と電気装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2007年3月27日~11年2月14日に製作された895台。

不具合は以下の2か所。

(1)グライドスライド扉の扉シャフトの回転軸が偏心しているため、扉アームのボールジョイント内部の潤滑が不十分となり、ボールジョイントが焼け付いて扉の開閉ができなくなるおそれがある。

(2)車外扉開閉スイッチ配線の接続部の防水処理が不適切なため、配線内部に水が浸入して腐食・断線し、スイッチで扉の開閉ができなくなるおそれがある。

(1)は全車両、扉シャフト回転軸の偏心量を測定し、偏心量が基準を超えているものは、ボールジョイントを対策品に交換する。(2)は全車両、車外扉開閉スイッチ配線接続部の防水処理状態を点検し、不適切なものは防水対策を実施する。また、配線に腐食が見られるものは配線を修理する。

不具合発生件数は(1)が10件、(2)が1件で、市場からの情報で発見した。いずれも事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. R35 GT-Rのタイムアタックでトーヨータイヤが熱い?! フェニックスパワーで真相を聞いた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る