ホンダは、大型二輪スポーツツアラー『VFR1200F』、『VFR1200F Dual Clutch Transmission』をマイナーモデルチェンジし、2012年モデルとして3月2日から発売する。
2012年モデルでは、滑りやすい未舗装路や濡れた路面などでも「安心感のある走り」を提供するトラクションコントロールシステムを新たに搭載。加えて最高出力はそのままに、ツーリングや市街地で多用する低中回転域のトルクを向上させた。
また、燃料タンクの容量を増量し、より長い航続距離を確保。インストルメントパネルには「瞬間燃費」「平均燃費」「残走行距離」の表示を追加し、使い勝手を向上させている。
車体色には、新たにキャンディータヒチアンブルーとチタニウムブレードメタリックを追加。テールランプに被視認性の高いLEDを採用することで、洗練されたスタイリングとしている。
VFR1200F Dual Clutch Transmissionは、走りの目的にあわせたモードセレクト機能はそのままに、よりスムーズなライディングを目指し、「ATモード」での走行中において任意で変速した場合に、自動で「ATモード」に復帰する機能を採用。「MTモード」では、連続シフト操作に対する制御の高速化を実現している。
また、「Dual Clutch Transmission チェンジペダルキット」を別売で用意し、足でのシフトチェンジに慣れたユーザーのニーズにも応えられるようにしている。
価格はVFR1200Fが157万5000円、VFR1200F Dual Clutch Transmissionが168万円。