ダットラの国内生産に幕…日産車体、湘南工場第一地区の車両生産を終了

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日産ピックアップ(中近東仕様)
日産ピックアップ(中近東仕様) 全 2 枚 拡大写真

日産車体は3月2日、同社の主要生産拠点だった湘南工場第1地区で生産している日産『ピックアップ』の車両生産を終了した。

日産車体は九州に新工場を新設し、第1地区での生産機種を絞り込んでいた。ピックアップの生産終了により、湘南工場第1地区での車両生産は全て終了となる。湘南工場は今後、第2地区を中心にその生産の特長である多車種混流生産を最大限に活かして、生産ラインの集約による効率的な運営とともに、海外を含めた車両工場の中での高い競争力をつけることを目指す。

同社は湘南工場第1地区工場内で、ピックアップの最終生産車オフライン式を開催した。ピックアップは「ダットサントラック=ダットラ」の愛称で国内小型トラックとしては最も歴史のあるブランドのひとつとして親しまれてきたモデルで、湘南工場では1956年の120型(3代目)ダットサンピックアップの生産を担当、その後も「220」型、「320」型、「520」型、「620」型、「720」型、「D21」型、「D22」型と8世代に渡って生産してきた。

10代目となるD22型ピックアップは2002年に国内販売を終了し、現在は海外専用モデルとなっている。ピックアップの湘南工場での累計生産台数は263万4379台。

日産のピックアップは今後、タイや中国などの日産の海外工場で生産を継続する。

《レスポンス編集部》

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