伊藤忠、第2世代のバイオエタノール製造技術を持つ会社に出資

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伊藤忠商事は、ジーケム・インコーポレーテッドに出資したと発表した。

伊藤忠とジーケムは、第2世代のバイオエタノール事業分野、将来的にはバイオマスから生産する化学品事業分野(グリーンケミカル事業分野)に、地域ごとのパートナーを得ながら世界各地に展開する方針で、2014年中の事業化を目指す。

第2世代のバイオエタノールは、非食用のバイオマスとは、主に農地に不適な土地で育った木材や稲ワラ・麦ワラなどの農業残渣を利用したエタノールで、再生可能なため、環境にやさしく、従来の原料より安価に入手でき、世界中で調達が可能。

ジーケムは、この第2世代のバイオエタノールで、従来のエタノール発酵の最大のロスとなっていた炭酸ガスの発生をなくし、これまで使い切れなかったバイオマスの残渣もうまく活用する技術を開発、エタノールへの変換効率を大幅に上げることに成功した。

伊藤忠は今後も環境に配慮した有望な先端技術の開拓を進め、事業投資・開発を通じて新たなビジネスの創出を積極的に推進するとしている。

《レスポンス編集部》

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