伊藤忠、第2世代のバイオエタノール製造技術を持つ会社に出資

自動車 ビジネス 企業動向

伊藤忠商事は、ジーケム・インコーポレーテッドに出資したと発表した。

伊藤忠とジーケムは、第2世代のバイオエタノール事業分野、将来的にはバイオマスから生産する化学品事業分野(グリーンケミカル事業分野)に、地域ごとのパートナーを得ながら世界各地に展開する方針で、2014年中の事業化を目指す。

第2世代のバイオエタノールは、非食用のバイオマスとは、主に農地に不適な土地で育った木材や稲ワラ・麦ワラなどの農業残渣を利用したエタノールで、再生可能なため、環境にやさしく、従来の原料より安価に入手でき、世界中で調達が可能。

ジーケムは、この第2世代のバイオエタノールで、従来のエタノール発酵の最大のロスとなっていた炭酸ガスの発生をなくし、これまで使い切れなかったバイオマスの残渣もうまく活用する技術を開発、エタノールへの変換効率を大幅に上げることに成功した。

伊藤忠は今後も環境に配慮した有望な先端技術の開拓を進め、事業投資・開発を通じて新たなビジネスの創出を積極的に推進するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る