【フォード エクスプローラー エコブースト 試乗】ワインディングが楽しいSUV…津々見友彦

試乗記 輸入車
フォード エクスプローラー XLT エコブースト
フォード エクスプローラー XLT エコブースト 全 12 枚 拡大写真

低燃費と走りのパフォーマンスのバランスをとる“ダウンサイジング”化されたのが“エコブースト”仕様。動力性能をチェックすると0-400m加速の雰囲気は16秒台と3.5リッター仕様と殆ど変わらない。

ドライバビリティもナチュラルでスムーズな加速感。もっとも厳密にいえば、急加速でフルスロットルにした際、一瞬だが待ちがあり、次にシフトダウンして加速に移る。とは言え殆ど気にならない。

普通に加速させるのであれば、ドライバーの意思通りスムーズに加速しストレス感はない。その意味で心配されたターボラグ感は全く感じさせない。エンジンは発進時のトルク感もあり、低速から高速走行までフレキシビリティだ。

更に4WD仕様と大きく違うのが操縦性。150kgも軽量なために、挙動が軽く、非常にスポーティなのだ。高速走行では手首のスナップだけでレーンチェンジ出来るほど。それでいて直進安定性もよく、快適に走れる。ワインディングが楽しいSUVである。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本グランプリに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバー。現在はモータージャーナリストとして活躍。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブ・ドライビングスクールの講師も務める。趣味はハイスピードドライビング、モーターグライダー、パソコン。最近はデジカメと電気自転車に凝っている。

《津々見友彦》

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