欧州カーオブザイヤー2012…GMのPHV、ボルトに栄冠

自動車 ビジネス 海外マーケット
シボレー・ボルト
シボレー・ボルト 全 2 枚 拡大写真

欧州カーオブザイヤー主催団体は5日、ジュネーブモーターショー12開幕に先駆けて、「カーオブザイヤー2012」を発表した。GMのプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』とその兄弟車、オペル『アンペラ』が栄冠に輝いている。

欧州カーオブザイヤーは、今年で25回目。ロシアを含む23か国、59名のジャーナリストが、2010年夏以降にデビューし、2011年内に欧州市場で発売された新型車の中から、ベストな1台を選出する。

条件は、少なくとも欧州5か国以上で販売され、年間販売台数が5000台以上。少量生産のスーパーカーなどは、除外される。2011年10月、最初のノミネート車35台を発表。そして2012年1月、最終選考7台に絞り込まれていた。

欧州カーオブザイヤー2012の最終結果は以下の通り。

第1位:オペル・アンペラ/シボレー・ボルト…330点
第2位:フォルクスワーゲンup!…281点
第3位:フォード・フォーカス…256点
第4位:ランドローバー・レンジローバーイヴォーク…186点
第5位:フィアット・パンダ…156点
第6位:シトロエンDS5…144点
第7位:トヨタ・ヤリス(日本名:ヴィッツ)…122点

GMのPHV、シボレー ボルトとその兄弟車、オペル アンペラが、2位のフォルクスワーゲン『up!』に49ポイント差をつける330点の得票を集め、欧州カーオブザイヤー2012に輝いた。

欧州カーオブザイヤー主催団体は、「基本はEV走行で、バッテリー残量が少なくなるとエンジンがサポート。欧州の多くのドライバーの日常走行距離をカバーする性能が評価できる」と説明している。

なお前回は、日産『リーフ』が欧州カーオブザイヤーの栄冠を手にしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る