三菱 ミニキャブ など7車種、複合要因でオイル漏れから走行不能

自動車 ビジネス 国内マーケット
改善箇所説明図
改善箇所説明図 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車工業は6日、『ミニキャブ』など計7車種のクランクシャフトオイルシールに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2001年7月23日~06年4月20日に製作されたミニキャブ、『eKワゴン』、『eKアクティブ』、『ミニカ』、『タウンボックス』、日産『オッティ』、『クリッパー』の計196台。

エンジンフロントケースに装着しているクランクシャフトオイルシールで、フロントケースの加工ばらつき、オイルシール圧入量ばらつきなどの複合要因により、オイルシールの保持力が低下している。そのため、オイルシールが抜け出してエンジンオイルが漏れ、油圧警告灯が点灯、エンジン内部部品が焼付き、走行不能となるおそれがある。

全車両、オイルシール取付部を点検し、オイル漏れが無い場合は、フロントケースにオイルシール抜け止め用プレートを追加装着する。オイル漏れがある場合は、オイルシールを新品に交換するとともに、フロントケースに抜け止め用プレートを追加装着する。

不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る