【ジュネーブモーターショー12】メガピクセル…タタから次世代コンパクトEVの提案

自動車 ニューモデル モーターショー
インドのタタモーターズのEVコンセプトカー、メガピクセル(ジュネーブモーターショー12)
インドのタタモーターズのEVコンセプトカー、メガピクセル(ジュネーブモーターショー12) 全 6 枚 拡大写真

インドのタタモーターズは6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12において、コンセプトカーの『メガピクセル』をワールドプレミアした。

画像:タタ メガピクセル

メガピクセルは、日本円で約20万円の超低価格車、『ナノ』をインドで発売している同社が、次世代のグローバルコンパクトカーを提案したモデル。ボディサイズは全長3504×全幅1673×全高1405mmと小さいが、高効率なパッケージングの追求により、大人4名が快適に乗車できる室内空間を実現する。

パワートレインは、発電専用のエンジンを備えたレンジエクステンダー(航続距離延長)EV。各車輪にモーターを内蔵するインホイールモーターは、合計で51kgmという力強いトルクを引き出し、4輪を駆動する。モーター単独で走行できるのは、最大87km。

二次電池は、蓄電容量13kWhのリチウムイオンバッテリー。最高速110km/hの性能を発揮する。急速チャージャーを使えば、80%の容量を約30分で充電できる。

バッテリー残量が少なくなると、発電専用の排気量325ccの単気筒エンジンが始動。バッテリーを充電するとともに、ジェネレーターを回して発電し、モーターに電力を供給する。タタモーターズによると、最大航続可能距離は、900km以上だという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. シビック タイプRに本革製ステアリングホイール、ホンダアクセスが純正設定…2026年1月発売
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る