【ジュネーブモーターショー12】ポルシェ ボクスター新型…最も劇的なモデルチェンジ

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ポルシェ・ボクスター新型(ジュネーブモーターショー12)
ポルシェ・ボクスター新型(ジュネーブモーターショー12) 全 7 枚 拡大写真

6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12。ポルシェのブースの主役は、新型『ボクスター』が務めた。

1986年の初代986型、2004年の2代目987型、そして2012年の3代目981型と、ポルシェのミッドシップオープンスポーツカーは、過去2度のモデルチェンジを受けてきた。ポルシェが新型ボクスターで強調しているのが、「歴代で最も劇的なモデルチェンジ」という点だ。

新型では、シャシーを一新するとともに、軽量構造のボディを新採用。その目的は、運動性能のさらなる追求に他ならない。もちろん、パフォーマンスの核となる水平対向6気筒ガソリンエンジンも進化を遂げた。

「ボクスター」グレード用の直噴2.7リットル水平対向6気筒は、先代の2.9リットルから排気量を縮小。それでも、最大出力は10ps高められ、265psを発生する。0-100km/h加速は5.8秒で、先代よりも0.1秒速い。最高速は264km/hに到達する。

「ボクスターS」グレード用の直噴3.4リットル水平対向6気筒は、最大出力を5ps引き上げ、315psを引き出す。0-100km/h加速は5.0秒で、先代比で0.3秒短縮した。最高速は279km/h。

パフォーマンスの向上にもかかわらず、欧州複合モード燃費はボクスターが13km/リットル、ボクスターSが12.5km/リットル。アイドリングストップ採用の効果もあり、先代比で最大15%の燃費改善を果たしているのは、新世代スポーツカーらしい部分だ。

《森脇稔》

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