【ジュネーブモーターショー12】プジョー 208 登場…最大170kgの軽量化

自動車 ニューモデル モーターショー
プジョー208(ジュネーブモーターショー12)
プジョー208(ジュネーブモーターショー12) 全 13 枚 拡大写真

プジョーは6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12において、『208』を初公開した。すでに2011年11月、車両の概要は公表されている208だが、モーターショーでのワールドプレミアの舞台には、2012年のジュネーブが選ばれた。

208は、プジョーの主力コンパクトカー、『207』の後継車。プジョーが208の開発で重視したのが、軽量化と環境性能の向上だ。

208の車両重量は、部品単位での軽量化により、207比で平均110kgの軽量化を実現。ベースグレードでは1tを切る975kgを実現した。プジョーによると、グレードによっては、207比で最大173kgも軽くなっているという。

207よりも全長を70mm、全高を10mmコンパクト化したのも208が軽量化を果たした理由のひとつ。それでいて、パッケージングを煮詰めることにより、207比で後席足元の空間は50mm、トランク容量は15リットル(VDA計測法)拡大することに成功している。

エンジンは、3気筒ガソリンユニットを新開発。排気量は、1.0リットルと1.2リットルの2種類が用意される。アイドリングストップなどの採用により、1.0リットルの場合、欧州複合モード燃費は23.26km/リットル、CO2排出量は99g/km。ディーゼルエンジンは、欧州複合モード燃費29.42km/リットル、CO2排出量87g/km。プジョーによると、平均CO2排出量は207比で34g/km改善され、環境性能はクラストップレベルにあるという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る