【ジュネーブモーターショー12】BMW M6 新型…パワーウェイトレシオは日産 GT-R に接近

自動車 ニューモデル モーターショー
BMW M6クーペ(ジュネーブモーターショー12)
BMW M6クーペ(ジュネーブモーターショー12) 全 18 枚 拡大写真

BMWの高性能車開発部門、M社。6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12でのハイライトは、新型『M6クーペ』だ。

新型M6クーペは、新型『6シリーズクーペ』の頂点に立つ高性能グレード。エンジンは新型『M5』と共通の直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンを2個のターボチャージャーで過給したユニットだ。このエンジンは、最大出力560ps/5750-7000rpm、最大トルク69.3kgm/1500-5750rpmを引き出す。

これは先代M6クーペの5.0リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンの最大出力507ps、最大トルク53kgmに対して、53ps、16.3kgmもの上乗せだ。

新型M6クーペのトランスミッションは、7速Mダブルクラッチ。0-100km/h加速は4.2秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。Mドライバーズパッケージでは、リミッターの解除により、最高速は305km/hに到達する。

先代M6クーペの0-100km/h加速は4.6秒。軽量なCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製ルーフやアルミ製のドア&ボンネットなどにより、パワーウェイトレシオは先代の3.52kg/psから3.3kg/psへ進化した。日産『GT-R』の3.14 kg/psに迫る優秀な数値を示している。

《森脇稔》

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