ウエットレースのDRSルールに小変更

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FIAモータースポーツ評議会で、3月16日決勝のF1オーストラリアGPを目前にレギュレーションの小変更が何点か合意された。

新たにウエットレースが宣言された場合におけるDRSの使用が制限されることとなり、「レーススチュワードはウエット状態で視程が悪いと感じた場合、可変リヤウイング(DRS)の使用を禁止することができる」という項目が加わった。

「競技車両同士の速度差が大き過ぎた場合を想定して、安全上の不安からこのような合意に至りました」

もう一点、スケジュールが特異なイベントでの夜間退去規定にも変更が加えられた。昨年のシンガポールGPで一部のチームが夜間レースのスケジュールを誤解し、規制時刻を過ぎてしまう件があったためだ。

FIAのリリースにはこうある。「一部イベントのプラクティスセッションのタイミングに影響されることなく、シーズンを通して関係者の休息時間を確実に担保するため変更を加えました」。

次は、金曜日が雨の影響を受けた場合のタイヤルールの変更だ。

「金曜日セッションが2回ともウエット宣言となった場合、ドライタイヤ、ウエットタイヤ各1セットを土曜日に繰り越すことを認める。各チームが土曜日に多くのラップを走行できるように配慮した」

《編集部》

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