ヤマハ発動機、ベトナム市場に新型コミューターを投入
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NOUVO(ヌーボ)SXは、独自のフューエルインジェクション「YMJET-FI」を備える水冷125ccエンジンを搭載したAT(オートマチック)コミューター。
新型ATコミューターは、同社のベトナムにあるグループ会社であるヤマハ・モーター・ベトナム(YMVN)で製造・販売する。2011年秋から導入した女性向けATコミューター『Nozza(ノザ)』と同様、アセアン二輪車市場向けの戦略製品となる。
ベトナム二輪車市場は2011年が約350万台規模にまで成長しており、特にAT車は約110万台を占め、順調な経済成長のもと、都市部を中心に今後の伸長が見込まれている。AT車市場拡大の先駆けとなったのが2002年導入のNOUVOで、市場リーディングモデルとなっている。
新型車となるNOUVO SXは、ワンクラス上の高い走行性を感じさせる新設計エンジン、独自の燃料供給システムYMJET-FI採用による低燃費性能と高い環境性能・走行性能を備える。アセアンATモデルとして初めてプロジェクターヘッドライト、LED照明メーター&LEDテールランプ、転がり抵抗20%低減の専用開発タイヤを採用する。
カラーリングは標準仕様と、スポーティなイメージを演出するRCエディションを設定する。標準仕様4色、RCエディション3色の計7色を展開する。
価格は標準仕様が3590万ベトナムドンで、ベトナム国内で年間12万台の販売を計画する。
《レスポンス編集部》