フォルクスワーゲンの2011年通期決算…純利益は過去最高

自動車 ビジネス 企業動向
ドイツで開催されたフォルクスワーゲングループの年次決算発表会
ドイツで開催されたフォルクスワーゲングループの年次決算発表会 全 6 枚 拡大写真

ドイツ自動車メーカー大手のフォルクスワーゲングループは12日、2011年通期の決算(確定値)を公表した。

同社の発表によると、アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、前年比25.6%増の1593億3700万ユーロ(約17兆2340億円)。

また純利益は、過去最高の157億9900万ユーロ(約1兆7080億円)。前年の72億6600万ユーロ(約7860億円)に対して、2.2倍の増益を達成する。

2011年の世界新車販売は、前年比14.7%増の約830万台と過去最高。このうち、フォルクスワーゲンの乗用車部門は、13.1%増の約510万台。中国や米国での好調な新車販売が、過去最高の販売台数に貢献した。

フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長は、「2011年は素晴らしい成功を残した。自動車メーカーで世界ナンバーワンになるという目標に向けて、順調な足取り」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る