マツダが2006年に発売したクロスオーバー車、『CX-7』。同車の主力市場の米国で、間もなく販売が中止になるとの情報をキャッチした。
これは9日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアによると、マツダは最近開催したジャーナリスト向けのイベントにおいて、CX-7の米国での販売が間もなく終了することを明らかにしたという。
同メディアによると、CX-7の米国販売中止は、2月に投入された『CX-5』の登場が大きな理由。マツダのロバート・デイビス氏は、同メディアのインタビューに対して、「CX-5は全長やホイールベース、全幅がCX-7よりも小さいにもかかわらず、室内は広い」と語り、顧客への訴求性という点でCX-5の方が魅力的との考えを示したという。
マツダによると、2月末時点でのCX-7の米国在庫は約6100台。ここ数か月の月販平均台数が2600台程度であることから、同メディアは「在庫がなくなる5月頃には、CX-7の米国販売は終了するだろう」とレポートしている。