[タブレット]2011年第4四半期の販売が好調

自動車 ビジネス 海外マーケット
iPad 2
iPad 2 全 3 枚 拡大写真
 調査会社の米IDCは世界のタブレット出荷台数の実績と予測について発表した。これまで2012年のタブレット出荷台数は8770万台と予測していたが、2011年第4四半期の好調な販売から予測を上方修正し、1億610万台とした。

 2011年の第4四半期は、全メーカー合計で2820万台で、前年同期の155%増となった。そのうちの56.1%に当たる1540万台をAppleが占め、改めてその人気を裏付けた。シェア2位はKindle fireを発売したAmazonで、シェアは16.8%。Kindle fireは低価格で爆発的な人気を得たが、出荷台数は470万台とiPadを脅かすまでには至っていない。シェア3位はサムソンで5.8%となっている。

 こうした好調なタブレット販売についてIDCでは、Kindle fireが発売されたことによりタブレット全体への注目が高まったと分析している。また、2011年のタブレット出荷台数を8770万台から1億台の大台を超える1億610万台と上方修正した。

 プラットフォーム別のシェアでは、現在はiOSが過半数を占めているものの、Kindle fireを含むAndroid勢が急速に増加している。2015年にiOSはAndroidに抜かれるとの予測だが、Androidが数多くのメーカーで構成されているのに対してiOSはアップル1社しか無い。そのため、iOSのシェアがAndroidより低くなった後も、アップルが市場で支配的な立場にあることは変わりない見込みだ。また、iOSデバイスは高価なため、台数ベースでなく金額ベースで見れば2016年以降もiOSがシェアトップを維持する見込み。

2012年のタブレット出荷台数は1億台超!?……IDCが予測を上方修正

《山田 正昭@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. 公道走行不可、メルセデスAMG最強「GT2エディションW16」発表…F1技術搭載で830馬力
  4. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  5. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る