ホンダ、リハビリ患者向けの運転能力評価サポートソフトを発売

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ホンダ リハビリソフト画面(危険予測再生)
ホンダ リハビリソフト画面(危険予測再生) 全 2 枚 拡大写真

ホンダは15日、四輪での運転復帰を目指すリハビリ患者の訓練をサポートするドライビングシミュレーター用リハビリテーション向け運転能力評価サポートソフトを発売すると発表した。

ソフトは、画面上に表示されるランプの点滅を確認し、ランプの色別に定められた操作に対する反応の速さや正確さを検査。集中力や判断力の確認をはじめ、市街地走行における周囲の安全確認、誘導アナウンスや指示標識に従っての運転状況を評価することができる。

シミュレーション上の運転コースは、同社が教習所向けに販売する危険予測体験ソフトをもとに難易度を設定したものや、さまざまな運転環境を再現した長時間運転コースなどを用意。認知・判断・運転操作の複合的動作を楽しみながら行うことで、患者がリハビリテーションのモチベーションを保てるようバリエーションに富んだ構成となっている。

価格はソフトのみが52万2900円、推奨ハードとのセットが82万1100円。

また同社は、ソフトの発売にあわせて、最終的な運転能力の評価をサポートする実車走行によるリハビリテーション向け「実車安全運転サポートプログラム」を4月よりホンダの交通教育センターへ導入。リハビリテーション向け運転能力評価サポートソフトとの連動により、ハードとソフトの1パックで運転復帰をサポートする。

《纐纈敏也@DAYS》

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