マツダ山内社長「構造改革を高く評価頂いた結果」…公募増資に3倍強の応募

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ・山内孝社長
マツダ・山内孝社長 全 1 枚 拡大写真

マツダの山内孝社長は15日、都内で一部報道陣と懇談し、公募増資に3倍を超える応募があったことについて「マツダが進めようとしている構造改革を投資家の方々から高くご評価頂いた結果ではないかと思う」と述べた。

山内社長は「増資は何度かあったが、今までと違いある意味でマツダの歴史始まって以来の構造改革を打ち出した。国内中心から海外へも比重を移していくことや、スカイアクティブ技術で商品力を大幅にアップすること、販売現場を変えていくほか、一方でリストラも行うなど、すべてのものを盛り込んだ」と説明。

その結果、「国内では一般の方々から1.5倍、機関投資家の方からは約3倍、海外の方が約8倍ということで、トータルで3倍強になる応募を頂いた」という。

一方、2月2日の決算発表時にキャッシュは足りていると発言してから約3週間後に公募増資を始めとする資金調達計画を打ち出したことについては「今期この計画が無くても予定では手元流動性が2400億~2500億円、それ以外にもコミットメントラインが2000億円強あるので、当面キャッシュに困っているわけではないと(決算発表時に)申し上げた」と強調。

その上で「増資をした理由は、今後我々の構造改革を含むマツダ再生プランをより確かなものにするため」と語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 日産、追浜工場に関する報道を否定…「グローバル生産拠点統合は検討段階」
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る