東日本大震災の地震保険金1兆2185億円…1年で阪神淡路の16倍

自動車 ビジネス 企業動向
仙台、石巻(2月28〜29日)
仙台、石巻(2月28〜29日) 全 6 枚 拡大写真
日本損害保険協会は15日、東日本大震災関連で支払われた地震保険金の総額が、発生から1年以上が経過したことになる3月12日時点で1兆2185億円に達したことを明らかにした。

東日本大震災以前で最も地震保険金が多かった阪神・淡路大震災(1995年1月17日発生)の支払額に対しては15.6倍の水準となる。支払件数は76万4938件にのぼっている。

都道県別の支払状況は、宮城県が5563億円(支払件数25万9778件)と最も多く、全体の45.7%を占めている。次いで多いのが福島県の1557億円(同7万7018件)、これに茨城県の1520億円(同10万6209件)と続く。

3月12日までに地震保険に関する調査の依頼や契約内容の問い合わせなどの受付件数は87万8898件。このうち実際に保険金が支払われたものや、調査しても支払に至らなかったケース、問い合わせ内容が解決したものなどを合わせた調査完了件数は87万0341件で、99.0%が対応を終えたことになる。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る