路肩に停車したパトカーに激突、車外の警官1人が死亡

自動車 社会 社会

18日午前0時10分ごろ、東京都清瀬市内の都道で、職務質問を行うために停車したパトカーに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。車外に出ていた警官1人がはねられ、収容先の病院で死亡している。

警視庁・東村山署によると、現場は清瀬市中清戸3丁目付近で片側1車線の直線区間。付近をパトロールしていた同署員が無灯火で走行する自転車を発見。職務質問するためにパトカーを道路左側の路肩に停車させ、30歳の巡査長が降車した直後、後ろから減速しないまま進行してきた乗用車が衝突した。

巡査長はパトカーと乗用車の間に挟まれて全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約8時間後に死亡した。警察は乗用車を運転していた19歳の少年を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。巡査長死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

パトカーは死亡した巡査長が運転。灯火類は点灯させた状態だったとみられる。調べに対して少年は「パトカーに気がつかなかった」と供述しており、警察では前方不注視が事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. 「最もインテリジェント」メルセデスベンツ『CLA』新型を日本初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る