【東京モーターサイクルショー12】霊柩仕様サイドカー、埼玉の葬儀業者が4月から稼働

自動車 ニューモデル モーターショー
あしたばフューネスト 霊柩仕様サイドカー(東京モーターサイクルショー12)
あしたばフューネスト 霊柩仕様サイドカー(東京モーターサイクルショー12) 全 3 枚 拡大写真

「第39回東京モーターサイクルショー」(東京モーターサイクルショー12)が23日、東京ビッグサイトで開幕した。会場にはさまざまなオートバイが展示されているが、その中で来場者が仰天したオートバイがあった。

あしたばフューネストの『MIROKU(ミロク)』がそれだ。同社はオートバイとは全く関係のない、埼玉県所沢市にある葬儀業者で、ミロクはなんと霊柩仕様のサイドカー。ホンダの『ゴールドウィング』にそれがついているのだ。

同社関係者によると、構想から3年かけて完成させたそうだ。ゆったりとお棺を納めることのできる十分なスペースを確保しながらも、走りを意識したという。空気の流れを検討し、高速道路利用の移動にも対応すべく流線的なフロントデザインにした。ボディサイドのラインは弥勒菩薩の顔をイメージしたとのことだ。

ボディはFRP製モノコック構造で、インナーボディとアウターボディによるダブルの構造。ゆがみや騒音の発生を最少に抑えた頑丈さと高質感を実現した。内装は明るいトーンの内張と暖色系のLED照明でまとめられている。フロアはお棺を載せやすい高床とし、最高級スライドレールにより吸い込まれるように静かに収納できるという。

サイドカーの開発費は450万円で、4月から実際に稼働する。こんな“霊柩車”がやって来たら、葬式に参列した人はきっと驚くに違いないだろう。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る