日本の低燃費タイヤ市場、2020年に70-80%…ランクセスが注力

自動車 ビジネス 企業動向
ランクセスのペーター・ワインマール社長(向かって右)
ランクセスのペーター・ワインマール社長(向かって右) 全 1 枚 拡大写真

ドイツ・ランクセスの日本法人であるランクセスのペーター・ワインマール社長は、「ランクセスは日本市場を非常に重要視している」と述べ、日本市場に注力していく方針を示した。

同社によると2011年11月にミュンヘン工科大学に依頼し発表した「ラベリング制度とエコタイヤ」に関する調査では、日本のエコタイヤの市場シェアは、2020年までに70〜80%まで拡大するとの予測結果となった。

2010年1月から業界自主基準として世界に先駆けて導入されたタイヤラベリング制度で低燃費タイヤの認知度が上がり、2011年末に乗用車用夏タイヤに占める低燃費タイヤ比率は20%を占めるまでに成長している。

低燃費タイヤ向けの材料を製造するランクセスは、こうした動きに注目するとともに「日本が自動車・タイヤ産業で世界市場を牽引する企業が多数存在しており、ランクセスにとって重要な市場」と見て、環境に関する意識の高い日本市場に環境対応型の製品群を積極的に提供していくとともに、主要な顧客と環境分野でパートナーシップを強化し、最新技術・ソリューションの開発などにも注力する構え。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  3. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  4. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  5. 六連星の意味を探る! 航空機のDNAが息づくスバルのデザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る