JR貨物のハイブリッド機関車、GSユアサのリチウムイオン電池を搭載

自動車 ビジネス 企業動向
JR貨物のハイブリッド入換機関車 量産1号車 HD300-1号機
JR貨物のハイブリッド入換機関車 量産1号車 HD300-1号機 全 2 枚 拡大写真

GSユアサは28日、同社の産業用リチウムイオン電池モジュールが、日本貨物鉄道(JR貨物)のハイブリッド入換機関車の量産第1号車に搭載。東京貨物ターミナル駅で営業運用を開始したと発表した。

【画像全2枚】

JR貨物はハイブリッド入換機関車の量産に先立ち、試作車にGSユアサのリチウムイオン電池モジュールを搭載。さまざまな条件下において環境性能などについて検証してきたが、GSユアサのリチウムイオン電池モジュールの性能を高評価。量産第1号車に搭載されることとなった。

ハイブリッド入換機関車は、動力源として小型ディーゼルエンジン発電機と大容量のリチウムイオン電池を組み合わせたシステムで構成。リチウムイオン電池は、ブレーキをかけたときの回生エネルギーを蓄え、車両発進時などに蓄えた電力でモーターを駆動させることで、ディーゼルエンジン発電機をサポートする。従来型のディーゼル機関車と比較して窒素酸化物の排出量を61%、燃料消費量を36%、騒音レベルを22db、それぞれ低減する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る