カナダEV開発のアズールが経営破綻…フォード車生産停止

エコカー EV
アズール社が生産するフォードの商用EV、トランジットコネクト・エレクトリック
アズール社が生産するフォードの商用EV、トランジットコネクト・エレクトリック 全 6 枚 拡大写真

電気自動車(EV)や関連部品を開発・製造するカナダのアズールダイナミクス(以下、アズール)社は26日、ブリティッシュコロンビア州の裁判所に会社更生法の適用を申請し、経営破綻した。

アズール社は、商用EV&ハイブリッドのパワートレイン開発に関して豊富なノウハウを持つ。フォードモーター初の市販EVとして、2010年3月に発売された『トランジットコネクト・エレクトリック』のEVパワートレインは、アズール製。アズールが、同車の組み立ても行っていた。

アズール社は、2011年頃から経営が悪化。今回の会社更生法の適用申請に至った。なお、同社の経営破綻を受けて、トランジットコネクト・エレクトリックの生産は停止状態にある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る