ジェット燃料で走るトヨタ ハイラックス

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・ハイラックス究極世界競走サポート仕様
トヨタ・ハイラックス究極世界競走サポート仕様 全 5 枚 拡大写真

トヨタのピックアップ、『ハイラックス』が南極大陸で9500kmを走破、耐久性の高さを示した。低温、高高度の地を走行するために、燃料にはジェット燃料を用いた。

【画像全5枚】

これは2013〜14年の年末年始に予定されている耐久スキーレース「エクストリーム・ワールド・レース」=究極世界競走シリーズのひとつ、「南極点レース」のための準備だ。レースは南極点までの745kmをスキーで走破する。

サポート車両として使われる予定のハイラックスは、本番に先駆けて昨2011年11月から今年の2月までの間、南極大陸の9500kmを走り、南極点にも到達した。

サポート用ハイラックスは量産型と同じ排気量3.0リットル「D-4D」エンジンとトランスミッションを搭載するが、−50度の低温、標高3400mの高地を走るために必要な改造が施された。改造したのはアイスランドのスペシャリスト、アークティック・トラック社だ。

スキーレースのための燃料補給所や測候所の設営、科学者やレース参加者をサポートすることが期待される。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る